行雲流水の如く

 梶浦直樹の日々雑感

日本の大義。

八月九日(曇/晴)

 

今日、八月九日は米国が六日の広島に続き、長崎にも原爆を投下し日から七十四年。三月には東京大空襲。この米国の残虐非道な無差別殺戮で、数十万の無垢の民が命を奪われた。人類史上最悪の無差別殺戮である。未だ、米国の謝罪は無い。ソ連は、日本の敗戦濃厚とみるや、不可侵条約を一方的に破棄し、参戦を決め、日本に対し、悪逆非道の限りを尽くした。若い人達は、日本がどこと何のために戦争をしたのかを知らないで育っている。これが日本の悲劇でもある。韓国や中国のように嘘の歴史を子供達に教え、他所の国を叩くが、日本は何も、反中、反韓を教え込む必要もないけれど、せめて是々非々だけは教えるべきだ。日本は、アジアに対し、すべて良いことをしたとは思はないし、すべてが悪かったわけでもない。現在の日本の教育は、日本だけが悪者になっている。教育だけではない、メディアもだ。これこそがこの国の問題である。野村先生が「コースターにだって裏表がある」と仰っていた。物事には須らく裏表や光と影がある。片方だけなどあり得ない。