行雲流水の如く

 梶浦直樹の日々雑感

我が代理店人生。

十一月二十五日(曇)

 

今日は朝からまた一段と冷える。寒い寒いと思っていたら気温はマイナス一度。どおりで寒いと思った。先週の事故、契約のすったもんだの返答が取引先から来た。契約の方は、なんとか成立したが様子をみて引き受け不可にするそうだ。あまり保険金の旨味を知って高額な請求をするとどこも引き受けてくれないよ。出来れば引き受け不可にしてもらいたかったけどね。事故の方は、本社の返事待ちとなる。始末書みたいなものを書かされ、どの程度のペナルティが来るのか。

 

この仕事をかれこれ四十年近く続けている。キャンペーンでは何度も道内一位になったこともあるし、数字もそれなりにあった。しかし昨今は、個人情報やコンプライアンスで代理店の締め付けが一層厳しくなり、この四十年近くで一番やりづらい環境となってきた。長いことやってきて仕事の意欲もなくなった。なんでもかんでも保険をとるという時代ではなくなり、下手に新規を取り、どこで足元を掬われるかわからない。まったく嫌な商売になったものだ。現在、数字は雀の涙ほど。これ以上、数字が下がれば取引先から三下り半が下されるだろう。その時は、その時だ。

 

四時に事務所を閉めて帰宅。姪っ子達とダッフィーの散歩をする。公園に連れて行かれ、ダッフィーを放す。公園の山を思いっきり走り、上り下りしていた。楽しそうなダッフィーを見て、こちらも笑みがこぼれる。散歩から戻り、夕食を食べて風呂に入る。そういえば今日は、朝はパン、昼は焼きそば、夜はスパゲッティと炭水化物オンパレードだった。夜はドラマ「トランスポーターザ・シリーズ」、ジェイソン・ステイサム主演映画「ブリッツ」を見る。