行雲流水の如く

 梶浦直樹の日々雑感

夜は静寂のすすきのへ。

四月一日(晴/曇)

 

日中は春の日差しでポカポカ陽気だったが、午後から一気に冷え込む。まだ春物は早すぎるかもしれない。

 

内閣府が、コロナ対策をよそにアイヌ政策推進交付金として十五億円を交付するようだ。道内二十三市町、そして道外一市にということらしい。アイヌ文化伝承のための施設整備、白老町に今月オープンする「民族共生象徴空間ウポポイ」の事業に充てるらしい。こういったことには早い政府。またこれに熱心なのは現在維新の会北海道代表に就任したのかな、鈴木宗男参議院議員である。国会でもアイヌの権利を連呼していた。アイヌに権利はあっても我々には権利はないのか。こんな馬鹿な話はない。アイヌは我々を和人と言って差別をしている。聞いた話だが、役所で俺はアイヌだと言えばアイヌになるらしい。アイヌの定義と言うものがないようだ。下手に調べると権利だの差別だのとアイヌ協会からやられるようだ。

 

今月末にオープンの予定だった「民族共生象徴空間ウポポイ」は延期になったようだしかし我々がアイヌを批判すれば差別である。権利だけを主張し、義務をまったく果たさない彼らになぜ税金が投入されなければならないのか。彼らは都合で日本人、また都合でアイヌという。アイヌの伝統文化だといって川で鮭を密漁する。役所から注意をされればアイヌの伝統だの一点張りである。我々が同じことをすれば密漁で即検挙である。ふざけた話だ。今ではアイヌは特権であり、その裏では利権がうようよしている。ウポポイだが、今、北海道で見ないことはない。高速に乗っていても、銀行に行っても知事の記者会見場でだ。こんな曖昧なものによくも国の金十五億も出すものだと呆れてしまう。それなら今コロナで疲弊している経済の方に回した方がよいのではないかと素人は思ってしまう

 

夜、北見からO氏が来札し、四名で食事会を開く。このご時世であるから予約なしでも入れるだろうといつもの中華しゃぶしゃぶ火鍋屋にした。店に行くと一組のカップルがいて、そのうち帰り、店内は我々四名のみとなる。すすきのも活気がなく閑散としていた。大丈夫かなこの調子では。嬉しいことにこの店は喫煙が出来る。今日から飲食店では受動喫煙防止法で館内での喫煙が出来なくなった。これで飲食店はコロナとのダブルパンチを食らう。だがこの店はステッカーが貼ってあり、喫煙が出来るのが嬉しい。四名のうち三名が喫煙者である。このビルの一階は免税店で確か店を閉めていたような気がする。もう開くことはないのだろう。九時過ぎに食事会は終了した。そうだ、以前使っていたいざかやあんよがなくなっていた。ビルを建て壊し、新しくするようだが、ほとんど中国人観光客を相手にしていたので再開はないだろう。

 

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貸し切り状態の店内

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星に願いを コロナに負けるな

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さよなら「あんよ」