行雲流水の如く

 梶浦直樹の日々雑感

どこまでも図づしい支那。

七月六日(晴)

 

中国大使館が、カナダは中国の問題に「著しく介入」しており、新法は香港の安全に寄与すると主張とのこと。いわゆる内政干渉をするなということだ。また 「カナダを含め一部の西側諸国は、人権の観点で香港問題に介入している。これは国際法と国際関係の規範に著しく違反している」と主張している。国際法だの人権だのと、無視し続けている国が良く言うなと思うのは私だけではあるまい。

 

ベトナムとは石油掘削で揉め、フィリピンとは海を勝手に埋めて基地を作り、揉めている。香港では国家安全法を無理に施行し、チベットウイグルでは毎日のように弾圧、虐殺を繰り返し、台湾を力ずくで飲み込もうとし、日本へは尖閣諸島の連日領海侵犯の繰り返し行っている。インドとは国境をめぐって軍事衝突まで起こしている。なにかに似ているなと思ったら、欧米列強がアジアの国々を占領したあの時代に似ている。欧米列強に代わり、今、支那が同じことをやっているのだ。こんな国が、(中国の問題に著しく介入しており)とか、(人権の観点で香港問題に介入している。これは国際法と国際関係の規範に著しく違反している)とよく言えたものだ。

 

しかし自民党の二階はよくもこんな国の親玉を国賓で招こうとしているのだから呆れてしまう。現在、自民党内で政府に対し、香港の国家安全法を施行したことで習近平国家主席国賓来日反対の決議案を出しているとか。それに二階幹事長はは異議を申し立てているようだ。世界の嫌われ者を国賓で呼ぶなどそれこそ日本は世界の笑われ者になる。一歩間違えば世界から相手にされかねない。自民党若手議員にはなんとか国賓来日を阻止してもらいたいものだ。

 

夜はロバート・レッド・フォード、ブラッド・ピット主演映画「スパイ・ゲーム」、「町中華で飲ろうぜ」を見て十一時過ぎに寝る。