行雲流水の如く

 梶浦直樹の日々雑感

王様の入れ食い。

七月十八日(晴)

 

三時前に白老に到着。まだ用意をするには早く車の中で待機する。四時前に外が明るくなって来たので準備をする。辺りを見回しても釣り人は我々だけ。四時も過ぎたころから頻繁にアタリが来る。まずはフグ。そしてサバ、本命のマツカワと大忙しになった。しかしマツカワは三十センチ未満なのでリリースする。日高やこの辺りでマツカワの稚魚を放流して育てている。昔は幻の魚とまでいわれ、そう簡単に釣れる魚ではなかった。それが激減し、このままではいなくなると各港で放流をするようになった。こういったいきさつがあり、資源保護のため三十五以下はすべてリリースしなければならない。今では高級魚となった。なかには三十以下でも持って帰る釣り人もいる。私は、自分のルールとして持ち帰りは四十からとしている。これは釣り人の意地と言うやつです。

 

四時過ぎからマツカワのオンパレード。上っ針、下針のダブルでも掛かる。しかしどれも小さいが王様がこんなにも釣れるとは思わなかった。実に楽しい釣りである。そんな中、弟が基準ギリギリの三十五センチを釣った。四時から始め、昼まで休みなくアタリっぱなしである。餌もなくなり釣ったサバでやってみたがこれでも釣れる。こんなに王様を釣ってよいのだろうか。今後の釣りが恐ろしい。一時に納竿。天気も良くなり楽しい釣りだった。帰りに、腹が減ったので苫小牧にある羅魅陀というラーメン屋飯を食う。

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