行雲流水の如く

梶浦直樹の日々雑感

幻の潜水艦 伊四〇〇

八月五日(曇)

 

一日事務所で仕事。なにしろい暑くて外に出られない。十一時過ぎに布団に入るが蒸し暑くて寝苦しかった。汗もかき、Tシャツを取り替える。しかし我慢だ。北海道の夏は一瞬で去る。大いに暑さを感じ、夏を謳歌しよう。

 

 今日もダッフィーは、いつもの散歩コースを歩かず、あちこちぶらぶらして歩く。こちらは溜まったものではない。夜は「ザ・マスター」、「歴史秘話ヒストリア 幻の巨大潜水艦 伊400 日本海軍 極秘プロジェクトの真実」を見る。「ザ・マスター」はホアキン・フェニックスが主演だが、これがまただらだらと長いだけでつまらない映画だった。

 

「幻の潜水艦 伊400」は良い番組だった。当時、世界最強とまでいわれた潜水艦 伊400の機関兵だった山西義政さんが、艦内で戦友から実家の干し柿を渡され、生きてこの干し柿を売れば金になると言われる。伊400はパナマに向かう途中、日本の降伏を知り、日下 敏夫艦長は、生きて国に帰すと乗組員に告げ、渋々日本に帰還する。しかしアメリカ軍に拿捕され、戦後アメリカによってハワイの海に沈められる。艦内で干し柿を渡された山西義政さんは、戦友に言われたとおりに干し柿仕入れ、闇市で売ったという。数年して商店を興し、今では西日本最大の小売りチェーン「ゆめタウン」を築き上げた。山西義政さんは九十七歳で他界する。