行雲流水の如く

 梶浦直樹の日々雑感

周、黎さんが保釈された。

八月十一日(曇)

 

私は今、香港の問題に心を痛めている。街頭でも香港、ウイグルチベット、台湾の問題を訴え続けている。だからといって何も問題は解決しない。わかってはいるがそれでもこれからも訴え続けていきたいと思う。アメリカから与えられた平和を持て余している我々日本人にも何か出来ることはあると思う。香港民主化の女神といわれている習庭さんと香港紙の創業者(リンゴ日報)である黎智英さんが国家安全維持法で逮捕され、すぐに釈放された。

 

恐らく、長期間拘束をすると国際社会から非難、批判を浴びるだろうとのことで保釈をしたのではないだろうか。当局の取り調べは、厳しいものだったと思う。周さんは、拘束中に、私はよくわからないが欅坂46という女性グループの「不協和音」という曲の歌詞を思い浮かべていたらしい。そして保釈後日本語で「ありがとう」と言ったとか。しかし今後も香港政府というが、両者には、支那政府の監視が一層厳しくなるだろう。

 

今、この問題を取り上げている政治家は、私の知っている限りでは国民民主党山尾志桜里議員だ。過去がどうであれ、私は支持をする。政府が会見で周、黎さんの逮捕について「重大な懸案を有している」と述べた。それに中国が「内政干渉」だと反発をした。確かに現在の香港は中国に返還され、内政干渉と言われても仕方がないが、人権問題の観点から行くと返還されようが人権の問題である。それに内政干渉というならば我が国の閣僚が靖国神社で参拝しようがしまいが内政干渉である。余計なお世話だ。この香港の問題はこれからも注視していく。

 

ふざけた話だ。こんな国のトップをいまだに国賓でというのだから。二階さんと石破さんは。それにK明党の山口さんまでも。いまや中国を相手にするか、世界を相手にするかの二択を迫られている。

 

香港加油