行雲流水の如く

 梶浦直樹の日々雑感

病人に鞭打つなど出来ない。

八月二十八日(猛暑)

 

安倍総理が辞任の意向を示した。喜んでいるのは安倍政治打倒とか辞めろと騒いでいた連中だろう。逆に聞きたい。誰が総理になり、どのような政治をすればよいのか。結局誰になったとしても文句は出る。それより問題はこれからだ。恐らく麻生氏が来年の任期まで代理で指揮を執るのだろうけれど、そのあとである。親中派の二階氏や石破氏にこの国を任せられるだろうか。そうなればこれで一気に習近平国賓で招く動きが活発になってくる。

 

今、党内でこれを阻止できる若手議員がいるだろうか。反対でもすれば次の選挙の公認だって危ない。あまりにも中国とべったりになってしまえば国際社会から、批判も浴びるだろう。台湾、チベットウイグル、香港に申し訳がなくなる。そして総理候補といわれている岸田氏や石破氏にその器があるかどうかです。 病人に鞭を打つなど日本人のすることではない。

 

安倍総理辞任の報が、日本中を駆け巡ったが、目にするのは批判ばかりが目につく。散々辞めろと言っていた連中は今度は「途中で投げ出すのか」だ。私も安倍さんを売国奴と散々批判をしてきた。それでも病気となれば話は別である。私には病人に鞭を打つ行為など卑怯で出来ない。中には祝杯をあげると言う馬鹿もいる。自分が病気で倒れた時に祝杯をあげられて喜ぶ人間などいないと思う。まったく性格が歪んでいるなあ。 今安倍さんに言えるのはゆっくりとご静養下さい。それだけだ。