行雲流水の如く

 梶浦直樹の日々雑感

鮭よ何処へ。

十月九日(晴)

十二時に知人と白老で待ち合わせ。知人の車では砂浜は無理なので私の車に荷物を積み替え、ガタガタの砂浜わ進み、目的地に到着。平日とあって釣り人は少ない。しかし人気のポイントには入るスペースがなかった。仕方なくあまり釣果の良くない場所に入る.四時頃に準備をし、実釣。つくづく思うのだが、この雄大な太平洋の海を眺め、いつくるやも知れぬ魚を小さな仕掛けを投入して鮭を待っている人間の小ささ。この大自然からみると人間は小さなものだ。 f:id:kn3826:20201010101034j:plain f:id:kn3826:20201010101247j:plain ゴールデンタイムに突入するが、見渡しても走っている釣り人は皆無。膨らんでいた期待も徐々に縮んでくる。ただ無駄な餌取りのサバに皆やられている様子。投げてすぐに餌は取られる。痺れを切らし、去年まで通っていた実績のある虎杖浜に移動する。ここは昼になるとすんなりと入れる.というのは朝組は大体昼前に撤収して帰るのだ。したがってのんびりと釣りができる。 f:id:kn3826:20201010101314j:plain f:id:kn3826:20201010101342j:plain しかしここも一緒で生体反応が無し。餌取りさえもいない。三時まで様子を見たが、仕掛けを巻くと餌は綺麗に残っている。日本海やオホーツクは調子が良いと聞くが、今年の太平洋は厳しい。三時に撤収し、知人に挨拶し、札幌に戻る。ほとんど一睡もしていないので死に物狂いで高速を飛ばす。五時から札幌に到着し、腹が減ったので丸亀製麺に寄り、カレーうどんを食べて帰る。実はこれが今日の最初の飯。ダッフィーが待ち構えていたので散歩に連れてゆく。

散歩から戻り、風呂に入る。夜は眠たい目をこすりながら映画「スカイ・ミッション」、ニコラス・ケイジ主演「「ナイト・ストーム」を見るが、志半ばで十時に堪らず寝てしまった。