行雲流水の如く

 梶浦直樹の日々雑感

街の灯。

十二月一日(晴)

 

今日は朝からひぇーっと言うほど冷え込んでいた。今日のタイトルは「街の灯」。そうです堺正章さんのヒット曲。亡くなった日高晤郎さんが、STVのラジオ番組をもっていたときにラストでこの曲を必ず歌っていた。寂しい歌だが、今の札幌の街がそうだ。作曲が札幌にご縁のある某大物作曲家のH先生。

 

もう随分と昔の話だけれど、二度H先生とお酒を飲んだことがある。その席で三善英史さんの「雨」を歌った記憶がある。薄野の飲食店も果たして年末を無事に迎えられる店はどれくらいあるのだろうか。ああ、街の灯が消えてゆく。札幌の街に、ここはひとつ昭和四十七年に札幌冬季オリンピックのテーマ曲となりヒットしたトワ・エ・モワの「虹と雪のバラード」を流してぱーっと札幌の街を明るくしてもらいたいものだ。別に来年のオリンピックを喜んでいるわけではない。雰囲気です雰囲気。あの時代は、まだ日本が熱かったなー。こんな時代だからどうしても昭和を語ってしまう。どうせあっしは古い人間でござんす。

 

今日から師走、早いなー。私は釣りという趣味があるからなんとか一年を過ごすことができた。もし釣りがなければ一体何をやっていたのかな。四時に事務所を閉めて帰宅。五時に姪っ子とダッフィーの散歩をする。散歩から戻り夕食。シャワーを浴びて映画

「フッド:ザ・ビギニング」、「横田めぐみさん拉致事件 横田家の闘い」、町中華で飲ろうぜを見る。