行雲流水の如く

 梶浦直樹の日々雑感

太平洋の風と波に轟沈。

十二月五日(晴)

 

 

 午前中、妹の旦那と日高へ。まずはフイハップ海岸。風も強く波も高い。それでも帰るわけにはいかず、取り敢えず奥の砂浜に向かい、釣り座を構える.二時間ほどやっていただろうか、風と波で全て真横に流されて、仕掛けが岸に戻される。これでは釣りにならんと、撤収してシノダイ岬の状況を見てから厚賀まで進み、様子を見に行く。

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廃止になった日高本線を歩く。

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線路は土砂崩れで埋まっている。

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 ここも状況は同じ。釣り人も老夫婦の一組。戻って清畠は移動。少し風も弱まり、投げることにした。しかし潮の関係でここも真横に流される。そして手前のテトラに引っかかる。あまりにも暇なので車の中で「11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち」のDVDを観ていた。

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様子を見て少し横に移動し、九時過ぎまで様子を見ることにした。生体反応無し。門別漁港に移動する。釣り人は数組いたが、誰も外には投げず、内側に投げていた。厳しい状況と判断し、鵡川漁港に移動した。

 

ここも状況は変わらず仕方なく内側で投げてみて様子を見る。十一時まで我慢して投げていたが無反応。計六箇所を回ったが私のチョンチョンという一度のアタリのみ。恐らく今日は釣りにとってすべての条件が悪かったのかも知れない。そんなこともつゆ知らず、投げりゃ釣れると思っている私はやはりプロなのかも。