行雲流水の如く

 梶浦直樹の日々雑感

開戦日。

十二月八日(晴)開戦日

 

昭和十六年、今から七十九年前に日本は度重なるアメリカの挑発により、開戦に踏み切った。いわゆる大東亜戦争である。白人至上主義だった当時、有色人種が白人に立ち向かうなど無謀でもあった。スペインやポルトガルが世界を支配し、そのスペインからオランダは独立をしようとして戦い、勝った。それから雪崩をうったようにイギリス、フランス、オランダといった白人が新たな領土拡大のためアジアを支配し始めた。

 

時代が変わり、アメリカは南北戦争で遅れていた分を取り戻そうとし、一気に動き出した。   スペインの支配下にあったキューバやフィリピンなどに解放してやるといい、スペインの支配下にあったキューバやフィリピンを奪う。キューバに至ってはスペイン統治よりも酷く、葉巻やラム酒などをアメリカにどんどん運んだ。アメリカを信じていたキューバ国民はアメリカの圧政に憤りはじめ、そういった中でフィデル・アレハンドロ・カストロチェ・ゲバラアメリカからの独立を決意し、立ち上がった。

 

白人は、競うようにアジアの国々を飲み込みんでゆく。日本だけは違った。大東亜戦争は、たんなる戦争ではなく、白人からの解放戦争だった。米英に敗れはしたが、その後、アジアの国々が日本に続けと白人からの解放を勝ち取った。それが大東亜戦争である。日本はアジアのことごとくが白人に支配され始め、そのアジアの叫びを聞き、白人からのアジア解放という大義のもと、立ち上がった。よく言われる日本が勝手に戦争に向かい、勝手に敗れたのではない。そういう時代の大きな波に日本はまんまと飲み込まれてしまったのだ。その意義も教えずにただ日本だけが悪いなどというのは簡単な話である。やはり、先の大戦の意義や大義を未来ある子供たちに教えるべきである。それが誇りとなり、一国の教育だと思う。

 

許せないのはこの時代にあってシナ中共政府は軍事力を背景に白人がアジアにやってきた占領政策アジア諸国にやっている。日本の領土である尖閣諸島への侵攻、ベトナムやフィリピンへ向けた主権侵害、南モンゴルウイグルチベットへの侵略、台湾の併呑への野望、英国から返還された香港への抑圧政治。この中共覇権主義を阻止するのは日本しかない。もう一度アジアの曙となれ。 

 

夜は映画「スパロークリーク 野良犬たちの長い夜」、「クリミナル・ミッション」を見る。