行雲流水の如く

 梶浦直樹の日々雑感

クリスマスってなんですか?

十二月二十四日(曇)

 

今日も恙なく一日が終わる。午前中に、年賀状を出す。ひと昔?ふた昔?は業者に発注していたのに昨今では自分で作成し好きなように年賀状をつくるのだからまったく便利な世の中になったものだ。個人用と事務所用の二種類をつくった。事務所や自宅用のしめ縄類は同級生の会社に頼んだ。

 

袴田巌さん(いわゆる袴田事件)ですが、最高裁判所が再審、裁判のやり直しを認めなかった東京高等裁判所に対し、決定を取り消し、高裁で再び審理するよう命じたようです。これは大きな一歩です。豊橋の福井さんの顔が浮かぶ。福井さんと出会わなければ私は袴田事件を知らずに過ごしていたかも知れない。福井さんは元ボクサー、私はボクシング好き。

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袴田巌さん

 

このボクシングが共通で、お会いすると熱心に袴田さんの近況を教えてくれていた。この福井さんの袴田巌さんへの情熱が、次第に私も興味というか関心を抱き、なんとか福井さんの微力ではあるがお手伝いが出来ないものかと模索をしていた。署名活動や、ボクシングジムなどに袴田さんの資料を置いていただくことをお願いしたり僅かですが私なりに活動をしてきました。運動仲間たちも協力をしてくれている。そしてお姉さんの袴田ひで子さんの人生をかけた闘い、これがまた格好いい。なかなか出来るものではありません。

 

今回、五人のうちの二人の裁判官が「再審を開始すべきだ」とする反対意見を述べたという。これが本来法の正義じゃないですか。いままで何をやっていたのだ。検察のくだらないプライドで一人の無実の人を四十八年も死刑囚として収監していた。万死にあたいするどころではない。メデアなども取り上げていたがもっともっと取り上げて社会の関心を寄せ、プレッシャーをかけるような動きになってほしい。

最高裁第3小法廷(林道晴裁判長)は22日付で、再審開始を認めなかった18年6月の東京高裁決定を取り消し、審理を高裁に差し戻す決定を出した。「高裁決定は、弁護側が提出した新証拠について審理を尽くしたとは言いがたく、著しく正義に反する」と述べた
最高裁第三小法廷(林道晴裁判長)は、裁判をやり直す「再審」の開始を認めなかった東京高裁決定を取り消し、高裁に審理を差し戻した。高裁が改めて再審の可否を審理し直すことになり、無罪につながる再審が始まる可能性が残った
最高裁第三小法廷(林道晴裁判長)は、裁判をやり直す「再審」の開始を認めなかった東京高裁決定を取り消し、高裁に審理を差し戻した。高裁が改めて再審の可否を審理し直すことになり、無罪につながる再審が始まる可能性が残った
最高裁第三小法廷(林道晴裁判長)は、裁判をやり直す「再審」の開始を認めなかった東京高裁決定を取り消し、高裁に審理を差し戻した。高裁が改めて再審の可否を審理し直すことになり、無罪につながる再審が始まる可能性が残った

 

夜は映画「THE INFORMER 三秒間の死角」を見て十一時過ぎに寝た。