行雲流水の如く

 梶浦直樹の日々雑感

釣り収まらない。

十二月二十七日(晴)

 

今年の釣り収めと意気込み、弟と十一時頃、日高へ向かう。札幌と大違いで積雪はゼロ。風もなく波もなく最高のコンディション。我々以外は。期待に胸膨らませ、太平洋の海に投げる。静かだ、ああ静かだ。海水浴なら最高である。何時間経っても竿がまっすぐでお辞儀をしない。安定のボウズのかほりがしてきた。まあそれはよい。現地に到着し、さあ餌をつけるかとクーラーボックスの中を見ると餌がない。

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イソギンチャクを発見した。

 

肝心なにんにくの粉をまぶしてあるカツオが入っていない。すっかり家の冷凍庫にいれたままであることを忘れていた。餌がなくては釣りにならない。しかたがないので赤いかイカやイソメを上につけ、下はイカのゴロを付けてやることにした。まあ餌を忘れた時点で今日の釣りは終了している。釣り収めがこれか。これでは釣り収まらない。計四か所を移動し、八時半にギブアップ。

 

冷えたので札幌に帰り、弟にラーメンをご馳走になる。餌も忘れ、今日も魚のいないところに投げてしまった。