行雲流水の如く

 梶浦直樹の日々雑感

今や貴重なコンサートだった。

一月二十九日(雪)

今日から荒れてゆく札幌。こんな日はじっとしているに限る。雪を掻いても砂漠で砂を掘ってるようなもので切りがない。朝から町内会は雪掻き大会です。ショベルカーで雪を掻いているもの。ボブスレーに雪を積んで投げているものなど様々です。我が家の近くには排雪溝があるので皆んなそこを目掛けて投げる。この排雪溝は親戚が市会議員の頃、数十年前に何箇所かにつくったものである。

四時頃まで事務所で立て篭もり仕事をしていた。帰宅し、ダッフィーの散歩。夕食を食べて風呂に入り、UEFAチャンピオンズリーグベストマッチ、クラブ・ブルージュボルシア・ドルトムント戦、ホイットニー・ヒューストンドキュメンタリー映画「ホイットニー:本当の自分でいさせて」を見る。ホイットニー・ヒューストンは、二回ほどコンサートで札幌に来たことがある。その二回とも私は友人と見に行った。全盛期のホイットニーということもあり、会場は満員だった。アップテンポの曲の時には総立ちになり踊り出し会場がディスコ状態だった。さすがに私は恥ずかしくて踊れませんでしたけど。

その他に、ジェームス・ブラウンビリー・ジョエルマイルス・デイヴィスソニー・ロリンズダイアナ・ロスなんかも見に行った。ダイアナ・ロスは良かったなあ。もうこれぞショービジネスというコンサートだった。マイルス・デイヴィスはガムをクチャクチャ噛み、ステージを歩き回り、気が向いたらラッパを吹いていた。しかしそれがマイルス・デイヴィスなのです。その存在がジャズなのだ。