行雲流水の如く

 梶浦直樹の日々雑感

サリン事件から二十六年か。

三月二十日(晴) 春季皇霊祭

 

サリン事件から今日で二十六年か。警察やマスコミは当日近くに住んでいた河野さんを犯人と断定し、逮捕した。その後の取り調べで誤認逮捕となる。奥さんはサリンの被害者になり亡くなる。マスコミは疑いもせずに警察の情報をそのまま一斉に報じ、謝罪はなし。こうして冤罪が生まれる。当日私は友人と二人で札幌の道場に押しかけた。初めはドアを開けなかったがやがて開け、話をし、嫌がらせに歌の入ったカセットを寄越せと言うと何故か袋一杯に本とカセットをくれた。帰りにすぐに投げたが。ビルの正面には公安が待機していたので見つからないように裏から入った。

 

午後、妹の旦那を誘い、古平にホッケを釣りに行く。五時前には到着し、決めていた場所に釣り座を構える。暗くなり、アタリが頻繁に来るようになる。十一時まで投げて二人で九匹くらいの釣果。釣りをしながらFacebookを覗くと蜷川先生の投稿で宮崎社友の福田さんの訃報を知る。年賀状が来なかったので体調が思わしくないのだろうとは思っていた。福田さんで思い出すのは毎年墓前祭の朝には寝坊して集合時間に遅れたり、酔いつぶれて群青の会代表の大熊さんと二人で福田さんを抱えてホテルまで送ったことである。共通なことがお互い釣り好きで、よく釣りの話もした。元気になったら早く磯釣りに出たいとも言っていた。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。 f:id:kn3826:20210321113350j:plain

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一瞬オカマのヒトデかと思った。

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