行雲流水の如く

 梶浦直樹の日々雑感

桜が泣いている。

四月三十日(雨/曇)

秋のような寒さ、冬のような寒さとはまた違う寒さの一日。いや、冬や秋より寒い。昨日より十度も気温が違うだけでこんなにも寒いものなのか。もう嫌になる。午前中は、一件の継続契約を済ませてそのまま銀行に行き、入金をする。午後は事務所でじーっとしていた。

このところ北海道で感染が拡大している。道市民には外出自粛の要請をしておきながら来週の五輪テストマラソンは行う。地下鉄もいつも通りの混雑に街の商業施設には人が常に来る。こんなことで感染がゼロになるわけがない。不思議なのはどこへ行けば感染をするのだろう。私のように普通の生活をしていても感染はしない。ライブハウスにしても道でどれだけあるのかは知らないが初めの二、三軒ほどでしか感染が確認されていない。ライブハウスは悪いと一斉に報じたメディアは垂れ流して終わり。どうなってんだ一体。私が通うライブハウスはもうこれ以上対策のやりようがないほど徹底してやっている。

四時過ぎに事務所を閉めて帰宅.五時半頃に姪っ子とダッフィーの散歩をする。安春川の散歩道もこの曇り空に寒気で咲いている桜が泣いているように見える。道端には散っている桜もある。桜は色々な顔を見せてくれる。散歩から戻り、晩御飯。おかずは昨日釣ったカレイの煮付け。こんな美味いカレイの煮付けを食べたことがない。自分で釣ったからね。えへへ。

晩飯を食い終えてUEFAチャンピオンズリーグ準決勝レアル・マドリードチェルシー戦、映画「S.W.A.T.(2019)」を見て寝てしまった。