行雲流水の如く

 梶浦直樹の日々雑感

笹生優花選手全米女子OP制覇。

六月七日(晴)

 

今日も真夏日だった。車の中のBGMはもうすっかりサルサ、ボサノバ、ハワイアンポップスになっている。

 

四時に帰宅し、ダッフィーの散歩をしてから夕食にシャワーを浴びる。さあゆっくり全米女子オープンを見る。それもフルラウンドだ。三日目に笹生優花選手はスコアを崩し、レクシー・トンプソンに首位を明け渡した。そして今日最終日。フロントナインでレクシーは独走態勢に入る。笹生選手はスコアをガタガタと崩し、優勝戦線から脱落かに見えた。そして畑岡奈紗選手が下から這い上がってきた。バックナインに入り、レクシーは好調だったショットやパターが狂いだす。8アンダーだったレクシーは4まで落ち、1アンダーだった笹生奈紗選手は最終ホールを迎えて4アンダーにまでスコアを上げトップタイとなる。

笹生選手も16,17番ホールのロングで二つのバーディーを取り、4アンダーと、トップタイにまで上がる。レクシーは結局3アンダーにまでスコアを崩してしまった。終わって見ると笹生、畑岡日本人勢のプレイオフとなる。まさか全米女子オープンで日本人勢のプレーオフになろうとは、世界中の誰もが予想はしていなかった。2ホールの合計スコアで勝負がつかず、マッチプレーのサドンデスとなる。畑岡選手はパーで笹生選手はバーディーをとり、樋口久子、渋野日向子に続き、三人目のメジャーを獲る。ただ笹生選手は日本とフィリピン国籍なので純粋な日本人プレーヤーではない。父親が日本人で母親がフィリピン人らしい。まあそれでも快挙は快挙だ。本当に松山英樹選手に続いた。 

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