白老釣り紀行。

六月二十七日(晴)

九時過ぎに義弟と札幌を出発し、白老市にある社台海岸に向かう。約一時間半かけて到着。横のサーフでは鮭釣りか？と思うくらい竿が乱立していた。しかし鮭にはまだ早い。カレイなのかマツカワ狙いなのか。天気も良いこともあり家族連れも多い。家族で街をブラブラするくらいなら海の方が健康的でよい。早速実釣。幸先よく義弟にイシモチが掛かる。そしてお互いターゲットのクロガシラが掛かる。運が良ければマツカワが釣れる。そんななか、義弟にマツカワが釣れた。サイズを測りると三十二。資源保護のためリリースした。それでもマツカワである。その後は小さなイシモチばかり。そして私にはアカハラとフグ。

 

それでも何も釣れないよりはよい。ここはサクラマスでもよいポイントなので次から次へとヤングマンが竿を持って奥へ奥へととことこ歩いてゆく。餌も尽きてきて五時半に納竿しようとリールを巻いた。すると、気を付けていた手前の岩に仕掛けが引っかかった。なんとか引っ張るが抜けず、ズボンを脱ぎ、仕掛けを回収しようとしたら右指にグサッと針が刺さった。その針を抜こうと左手で針を抜こうとしていたら波の反動で今度は左指にグサッと刺さった。岩に仕掛けが引っかかっていてなかなか指から針が抜けなかったが無理やり引っこ抜く。指を見て驚いた。かなり深く刺さっていて針の返しまで深く刺さっていたので抜くことができない。このまま病院も考えたが指の皮を切って抜くかどうするか考え、義弟に針をペンチで切ってもらうが切れない。思案の末、返しをペンチで潰してもらい無理やり抜き、病院へ行かずに済んだ。写真は撮っていないがこういうことに弱い人は吐くかも。帰りにコンビニにより、絆創膏を買い、指に巻く。

五時半過ぎに白老を出発し、札幌へ。しかし高速で事故があり、大渋滞を引き起こしていたので二時間超コースの国道を通ることになる。帰りは義弟に運転を任せる。そういえば、釣りの最中に同業者から電話があり、牡蠣をたくさんもらったので家に置いてくからという電話だった。こりゃ帰るのが楽しみになった。八時に帰宅。早速いただいた牡蠣を檸檬を搾っていただいた。いやいやマイウーだった。あすも食べよう。あまったらカキフライにしよう。家では私しか牡蠣を食べないので牡蠣戦争は起きない。

 

風呂に入ってからWOWOWエキサイトマッチの世界ライト級ワシル・ロマチェンコ対中谷正義戦、WOWOWドラマ「FBI:Most Wanted~指名手配特捜班」を見て今日はバタンキュー。

香港の新聞「りんご日報」が中国当局の圧力で今月二十四日で廃刊となった。この編集長をつとめてい憑偉光氏がイギリスに出国しようとしたころを国家安全維持法によって香港当局に逮捕された。今私はこの問題と各国で決議が相次いでいる中共政府によるウイグル人への人権侵害非難決議がされる中、日本は中共や公明党の顔色を窺い採択されなかったことに関心を持っている。ウイグルのみならずチベット、南モンゴル、香港、台湾もである。国内の安心安全もよいが日本政府はもっとアジアに目を向けるべきである。