行雲流水の如く

 梶浦直樹の日々雑感

街はオヤジの出るまくではない。

七月十九日(酷暑)

 

午後になり一気に同級生と同業者が来訪する。三十以上も知った顔なので四時過ぎまで談笑していた。今日は、函館からSさんが出張のため来札されるのでいつもはYYKの会食なのですがSYKの会食となりました。ノルベサの一階で待ち合わせ、十年以上通っている火鍋屋での会食。我々が店に入るときは客はゼロでしたがあとからはヤングマンばかり。ビル内は若者で溢れていておそらく我々は最年長でしょう。途中、Y氏が韓国のサイダーを注文した。なにやら韓国の人気グループBTSとかいう若者が飲んでいるらしい。

 

若い店員さんがそのサイダーを持ってきたので私はビーシージーのやつですか?とオヤジギャグをかっ飛ばしたら笑ってくれた。どうやらギリギリ知っていたようだ。私もまだまだいけるなと思った次第です。二時間のつもりが時計をみると四時間も居座っていた。そして九時。いやいや申し訳ございませんだった。こういった融通もきくのでこの店が好きなんです。店を出てビルの外で皆さんと別れる。外にはヤングマンが座り込んでいたりビヤガーデンもヤングマンしかいなかった。

 

車での帰り道、街も大通公園も十代、二十代の若者だらけ。こりゃ若い世代の感染が増えているというのも理解できる。もうおじさんたちが気軽に今日は一杯飲んで帰りましょうといえる状況ではない。私も重い病気をかかえている姪っ子のため、気をつけなければならない。その姪っ子も今週退院する。これから長い辛い治療を自宅から通い、続けなければならない。姪っ子が頑張っているのに私が手を抜くわけにはいかない。

九時過ぎに帰宅し、シャワーを浴びてから全英オープン最終日を見る。優勝は初出場の米国生まれの日系四世で父親は日本人で、母親はは中国人のコリン・モリカワ選手。これで二つ目のメジャータイトルを獲る。モリカワ選手は日本食が好きで日本食は世界一とまでいっている。よし、そこまで言われりゃ今後モリカワ選手を応援しよう。