行雲流水の如く

 梶浦直樹の日々雑感

十五時間耐久鮭釣り。

八月二十九日(晴)白老より

 

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待ちきれず三時半前には仕掛けを海に投入。あとは群れを待つのみ。そこから耐久鮭釣りが始まる。釣り人は我々ともう一台。何故釣り人が来ないのかは数時間経ってわかった。五時が過ぎ六時が過ぎても竿は静か。弟が心配して規制の看板を探しに行く。しばらくして戻ってきた。ななんと砂山を過ぎてすぐ看板が立てかけてあった。潮で川がかなりずれたとはYouTubeで知っていた。

 

まさかそこまで川がずれていたとは。我々ともう一人の釣り人は夜に場所に入ったので看板を見過ごしていた。もし釣っていれば密漁行為となり検挙される。罰金も多額である。そうとは知らずのんびりと鮭を待っていた。こりゃやばいと砂山の手前に移動することになる。その前にもう一人の釣り人にも教えてやる。我々は移動し、もう一人の釣り人も帰っていった。どうりで釣り人が来ないと思ったらそういうことだった。砂山の手前も数人しかいない。早いこともあるがこの場所に釣り人が見切りをつけたのかもしれない。やはり一等地は砂山の奥なのでそこに規制がかかれば厳しい釣り場となり手前は来るのがなのでもう少ししたら釣り人で入るスペースがなくなる可能性がある。これから新しい場所を探さなければ。

 

朝も駄目、日中も駄目、こうなりゃ夕方勝負だ。と、結局六時まで投げることになる。十五時間耐久鮭釣りはアタリ一度もなしの散々な結果となった。やはり九月の塔か過ぎまで群れは入ってこないのだろうか。鮭にいつ来るのか連絡してみるかな。ラインは知らないし。あー疲れた。太平洋海戦は、これで三連敗。