行雲流水の如く

 梶浦直樹の日々雑感

何のための選挙だったのか。

十一月一日(晴)

 

選挙が終わった。応援していた候補者は八時にはもう当確がでていた。これで一安心した。しかし今回の選挙、なんのための選挙だったのだろうか。あまり興味もなかったし、関心ごとと言えば自民党がどれだけ議席を守れるのかくらいだった。野党は共闘したとはいえ、なにかが足りない。蓋を開けると結局なにもおきなかった。案の定、自民党が多少議席を減らしたものの野党が束になってかかっていってもびくともしなかった。終わってみればやる必要があったのかなという疑問しか残らない。結果としては自民党が強いというより立憲民主党以下野党が弱すぎ。これでは二十年、三十年経っても変わらないだろう。同性婚夫婦別姓ジェンダー、多様性だとかわけのわからない公約を持ち出しても多くの国民は関心がない。国民感情から言ってもやってほしいのはそこではないだろう。一部にだけ物わかりの良いことを言って媚びても結果はこんなものだ。

 

小沢一郎氏が「今回の選挙結果を見ても、このままでは日本では民主主義は定着させることができないという強い危機感を持っております」と発言をしていた。ちょっと待てよ、小沢さんが小選挙区で敗北したのは民主主義にのっとってです。なんだかなー。また元文部科学次官の前川喜平氏が辻元清美氏が負けたことで「日本が辻元清美代議士を失った損失は計り知れない。大阪10区の有権者にはよくよく考えてもらいたい」とネットに投稿していた。これも待てよ、こんなバカ議員が落選したことで日本を持ち出しちゃいかんよ。日本にとってどれほどの損失かは知らないが喜んでいる人の方が多いとは思う。馬鹿が馬鹿を擁護してどうするのだ。そうか、馬鹿につける薬はないか。いっその事、コロナワクチンと一緒に馬鹿につける薬もつくっちゃえばよいのに。

 

今日もダッフィーに逃げられて散歩は行けず。すっかり嫌われたかな。夜はデンゼル・ワシントン主演映画「マグニフィセント・セブン」とマイケル・ダグラス主演映画「ダウト 〜偽りの代償〜」を見る。