行雲流水の如く

 梶浦直樹の日々雑感

サマー・オブ・ソウル。

十一月九日(雨)

午前中から来月分の申込書の作成をしていた。三時頃にちょろっと試験勉強をする。あまりやりすぎると頭が混乱するので一時間だけにした。子供のころから勉強などしなかったので勉強の仕方がわからない。五年前の勉強では教材がマーカーだらけになり何が重要なのかわからなくなったので要点だけにマーカーをして気を付けてます。四時に帰ろう思ったら事故報告が入る。とりあえずこちらが全面賠償なので相手にだけ電話を入れる。帰宅し、夕食をとってから録画しておいたUEFAチャンピオンズリーグ(イングランド)マンチェスター・シティ対(ベルギー)クラブ・ブリュージュ戦、ドキュメンタリー映画「サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)」、「街中華で飲ろうぜ」を見て布団に入った。

 

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あらすじ

ウッドストックが開催された1969年の夏、160キロ離れた場所で行われたもうひとつの歴史的音楽フェスティバル「ハーレム・カルチュラル・フェスティバル」にスポットを当てた音楽ドキュメンタリー。スティービー・ワンダーB・B・キング、マヘリア・ジャクソン、ニーナ・シモンらブラックミュージックのスターが集結し、30万人以上が参加しながらも、その様子を記録した映像は約50年間も地下室に埋もれたままになっていた。4度のグラミー賞受賞者で、エミネムやジェイ・Zのプロデューサーとしても知られるアミール・“クエストラブ”・トンプソンが初監督を務め、黒人の歴史やカルチャー、ファッション、音楽の大々的な発表の場となった同フェスティバルの全貌を、貴重な映像や当時のインタビュー、そして約50年の時を経てこの映像に初めて触れる当時の参加者たちの証言を交えながら描き出す。2021年サンダンス映画祭でドキュメンタリー部門の審査員大賞と観客賞を受賞。

先日國の子評論社の横山社主からこの映画の話を聞いた。それは見なければと思い、家に帰り見ようとしたら自分でちゃっかり録画予約をしていた。とにかくこの映画、ソウルパワーに圧倒され、見終わったらどっと疲れた。ウッドストックはあまりにも有名だが、こんな凄い音楽フィスティバルがあったとは知らなかった。出演者も今風に言うとエグい。グラディス・ナイト&ザ・ピップスは中学の頃、「イマジネイション」が流行っていてよく聴いていた。スティーヴィー・ワンダーは「迷信」と「悪夢」を毎日聴いていた。そしてドラムのマックス・ローチはジャズトランぺッターのクリフォード・ブラウンが亡くなるまでコンボを組んでいた名ドラマーだ。この映画はDVDにして永久保存にしよう。おすすめ映画です。