行雲流水の如く

 梶浦直樹の日々雑感

寒中釣り納め。

十二月二十九日(晴)

七時に起床し、朝食。顔を洗い、早速部屋の掃除に取り掛かるが、取引先から電話があり、不備案件の処理を至急と言うので事務所に行き、処理を行う。なかなか仕事が終わらん。家に戻りそうじを再開しているとまた取引先からの電話で処理のやり直し。結局年をまたぐことになる。

掃除も終えて映画「エレクトラ」を見て二時頃、釣り納めをするために一人石狩に向かう。気温はマイナス三度くらいだろうか、これなら耐えられる寒さだ。到着すると車がびっしり。本当は車の中で竿先を見たかったがそんな場所には必ず人がいる。仕方なく、意を決して荷物を担いで深い雪の中を歩く。一時間少しやるもアタリはなくリールを巻くと二本とも根掛かりをしていてすっかり萎えた。場所を数箇所回るが良い場所がなく、また最初の場所に戻り、少し離れた横に構えた。さてと投げようと思ったら仕掛けが無い。最初の場所に忘れてきた。勿体無いので歩いて最初の場所に仕掛けを取りに行く。また歩いて釣り座に戻る。

最後くらいはなんでも良いから釣りたかったので粘っているとカワガレイ二枚が釣れた。その間もアタリは何度かあった。恐らくハゼだろう。針を大きくしているのでハゼの口には掛からず餌だけがなくなる。八時まで粘って見たが本命のコマイ( 氷下魚 )は釣れずギブアップ。また雪の中荷物を担ぎ退却。それでもカワガレイ二枚釣れたので釣り納めはよしとしよう。

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帰りに腹が減ったので味の時計台によりラーメンを食べて帰宅。すぐシャワーを浴びてから映画「シチリアーノ裏切りの美学」を見て十二時過ぎに寝た。

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