行雲流水の如く

 梶浦直樹の日々雑感

我慢できずに石狩へ出撃。

一月十五日(曇)

久しぶりの青い空。と思っているとやはり曇ってきた。八時前に布団から起き上がる。朝食をとり顔を洗いロバート・デ・ニーロ; ジェームズ・ウッズ;主演映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」を見る。パッツィーがマギーにケーキを渡すシーンがあるが、一つ舐めると止まらなくなり二口、三口最後にはマギーに渡すことなく自分で全部食べるというシーンが好きだ。孟子の言葉に「食色性也」という言葉がある。食欲と性欲は人間本来の自然な欲求だと言う。子供のパッツィーは、性欲より食欲が優ったのだろう。アマポーラとサマータイムの曲がまた良いねえ。サマータイムといえばミュートを効かせたマイルス・デイヴィスが一番だと思う。

240分の長い映画だったが途中お袋を乗せて地元の新琴似神社でのどんど焼きに行くが、普通なら車で五分くらいのところを大渋滞で二十分以上かかった。どんど焼きを済ませて家に戻り途中だった「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」を見終わり、「アウトポスト」を見てから夕食。

七時半に急遽弟と石狩は花畔に行きハゼ釣りを決行する。本来はコマイ(氷下魚)を狙いたいところだが釣れそうもないし食べてみるとハゼの方が断然美味かったので狙いはハゼに決めた。万が一にもコマイが釣れれば儲け物。花畔に到着すると釣り人は誰ひとり居ない。早速実釣。風はやや穏やかだったが次第に強くなる。そして雪。

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なかなかアタリが無いので場所を移動する事にしたがリールを巻くとハゼが付いていた。弟かもハゼが付いていた。移動し、投げると私にアタリが来た。巻くとなかなかのサイズの本命ハゼ。この頃には風は無風となる。しかしアタリが遠のき十二時半に納竿とする。今回の釣果はハゼ三匹。