行雲流水の如く

 梶浦直樹の日々雑感

魚は釣り人を選びのだろうか。

四月四日六日(晴)

一時間、二時間おきくらいに何度も目が覚めてよく眠れなかった。五時過ぎくらいにうとうとして七時前に布団から起き上がる。朝食をとり顔を洗う。昼から後輩と石狩新港に釣りに行く。

この後輩、魚も触れなければ力糸も結べない。釣れると私の前に魚を持ってきて外せと突き出す。そして糸が切れると私のところに持ってきて糸を結んでくださいと竿を突き出す。従って私としか釣りをしない。そんな後輩がまた魚を釣る。

マガレイにクロガシラの良い型を釣る。最初にマガレイが釣れ、一匹だけ持って帰ってもと言い、リリースする。五時頃に撤収しようとしてリールを巻くと今度はクロガシラが掛かっていた。これも良い型のクロガシラだった。釣り上げてこんなのが釣れるならさっきのマガレイをリリースしなければよかったと言ってまた一匹ならいいやと海にリリースした。

私はと言えばアカハラにカワガレイ。何も出来ない後輩に釣れてなぜ私には釣れないのか。まあ魚も触れない、糸も結べない後輩と行くとこうなる。六時過ぎに帰宅。風呂に入ってから映画「アサルト・ベレー 緋色の奪還作戦」WOWOWドラマ「FBI:Most Wanted2~指名手配特捜班~」を見る。