行雲流水の如く

 梶浦直樹の日々雑感

濡れて太平洋。

五月二十二十日(曇)

 

十時前に弟と白老へ向かう。今季太平洋第一弾。途中小雨が降る。昼に白老に到着。ガスがかかっていて釣り人もゼロ。場所の取り放題である。離れた横の砂浜ではサクラマス釣りの釣り人がびっしりだった。三時まで投げていたがアタリはなし。底荒れしているようでゴミしか釣れない。

 

苫小牧に移動する。ここも釣り人がゼロ。みんな天候をしっているのだろうか。こう釣り人がいないと萎えてしまう。四時過ぎまで投げたがここもゴミばかり。移動することにした。最終地点は苫小牧の入船公園。釣り人のマナーの悪さから苫小牧ではキラキラ公園とこの入船公園しか釣りができなくなった。釣り人がいるだろうなと思っていたがおじさん二人だけ。早速投げるとすぐにアタリが来てクロガシラが釣れたが三十もなかったのでリリースした。今日初のアタリだった。手応えも味わったしボウズも回避。その後も私だけにアタリが四回もあった。しかしマツカワ使用で針を大きくしていたので上手く乗らなかった。それでも社台、糸井海岸でアタリがなかったので良しとする。

 

五時過ぎ、ものすごい音と海面に異変を感じた。それもこちらに向かってくる。弟が来ますよというので眺めていると一瞬でスコールが来た。さすがにギブアップ。撤収していると何もかもがずぶ濡れとなる。その状態でも二人のおじさんはまだ釣りを続けていた。間違いなくプロの所業。恐れ入った。帰りに羅魅陀によりいつもの味噌カレーラーメンを弟にご馳走になる。八時過ぎに帰宅。シャワーを浴びて録画しておいた ブリヂストンレディスオープン最終日を見る。優勝はジャンボ尾崎氏の弟子、西郷真央選手。いやー強い。今季十戦して五勝をあげている。前シーズンは稲見萌寧選手が圧巻の強さを見せていたが今年は西郷真央選手の独走になるかもしれない。