行雲流水の如く

 梶浦直樹の日々雑感

ちょいと祝津へ。

七月二日(曇)七時前に

 

七時前に起床し、朝食。焼きそばがあったのでパンに挟んで食べた。焼きそばパンというやつです。シャワーを浴びAmazonプライムで「暗黒街」、ドラマ「始皇帝 天下統一/秦篆」、映画「ヤクザと家族 The Family」を見て早めにダッフィーの散歩をし、軽く晩飯を食ってから六時頃、小樽は祝津に向かった。漁港に向かう途中手宮の運河に立ち寄る。運河と言えば浅草橋が有名だが、ただの観光スポットだ。おまけに煩い。私のおすすめはこの手宮の運河。一番運河らしいところではないだろうか。運河の一番奥なので滅多に人がいない。観光でもここまでは来ない。静かでよい場所だ。

運河をぶらぶら歩いて目的地の祝津漁港に向かう。到着し、先端まであるくと結構な釣り人が数名いた。早速実釣。到着した時にはまだ明るくアタリがなかったが暗くなったとたんに三連発。それも一匹は珍しいハチガラ(オウゴンムラゾイ)だった。嬉しくなりずっとこのハチガラを見ていた。

写真上がハチガラ

ソイの中でも引きが強くこれだけを狙う釣り人もいる。私は釣り人生でいまだ五、六匹しか釣ったことがない。今日ここにきて良かった。この一匹だけでも大満足である。何故か今日はこの祝津が気になっていた。一魚一会である。筋肉質で刺身にする美味いらしいがじゃあなと言ってリリースした。

 

途中、若者数名が来て少し横に釣り座を構えていたがその中の一人がなんどもやらかす。真横に投げて私の目の前をビュンビュンと投げてくる。そのたびにすいませんすいませんと詫びるが釣りにならなくなり遠くに離れた。この若者、来た時に私になに釣ったのとなれなれしくずっと話しかけてきた。しばらく話しかけてきて私が振り向くとすいません、仲間と間違いましたと平身低頭に詫びている。私も可笑しくなり笑うしかない。しかしずっと後ろから話しかけてきて私の声が仲間と違うと気づかないのだろうか。

 

九時過ぎとなり、アタリも止まってきたので場所を厩岸壁に移動する。ここは釣り人で賑わっていた。三、四十分くらい様子をみてアタリがないので十時頃納竿した。