行雲流水の如く

 梶浦直樹の日々雑感

敗戦から七十七年。

八月十五日(晴)

昭和二十年八月十五日、日本はアジアの解放を掲げ、連合軍に対し真っ向勝負を挑んだが無条件降伏で敗戦した。あれから七十七年。未だに我が国は日本悪だけを伝え、大義を伝えることなく今日まで来た。また子供たちは米国と戦争をしたことさえ知らないという始末である。なんとも嘆かわしい。

この敗戦の日、苫小牧のM氏と札幌の護国神社で参拝をする。参拝を済ませ、M氏と別れ、私は親友の墓参りに向かう。途中、帰り道のジャッキーペッパーで昼食をとろうと立ち寄ると先に参拝を済ませていた仲間たちと偶然会う。昼食を済ませ、折角だからと護国神社に行き写真を撮る。

この札幌護国神社、この日に国旗を掲げていなかった。函館の護国神社も掲げていないようだ。憤慨した仲間が旭川護国神社に電話を入れどういうことなのか問い合わせたところ、旭川では当たり前に一年中掲げているとか。札幌や函館は祝祭日以外は掲げていないらしく伝えておきますとのことだった。

写真を撮り、仲間たちと別れてそのまま手稲にある親友の墓参りを済ませる。近道をしようと思い、車で山を走るととんでもないところに行ってしまった。これなら初めから国道を走っていればよかった。お参りを済ませて家に戻り、映画「ヴェンジェンス 最後の復讐」、「ダニー・ザ・ドッグ」、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」を見る。