行雲流水の如く

 梶浦直樹の日々雑感

「反中共デー」抗議文

抗議文

昭和四十七年に、田中角栄周恩来の両首相が日中国交正常化の共同声明への署名をしてから実に五十年となる。「日中国交正常化五十周年記念慶典」も行われるようだが、とんでもない話である。我々は記念どころか一刻も早い日中国交断絶を願ってやまない。習近平体制となった現在、我が国の領土である尖閣諸島に連日領海侵犯を繰り返し、支那の海警局の船が、日本漁船を追い回すというケースが目立っている。支那が発射した弾道ミサイル五発が日本の排他的経済水域に打ち込まれた。これは我が国に対しての挑発行為である。平和を望んでいないのはむしろ支那のほうだ。アジアの安定と平和を壊しているのは日本だというが、この行為を見てもわかるようにアジアの平和と安定を壊しているのは支那にほかならない。アジアに目を向けると、ネパール西部のフムラ地区の国境を越えて侵入し、建物を作っていると言う話もある。そこには支那からの弾圧を逃れてきた数万人のチベット人が難民として逃げて来ているという状況だ。貧しい国に莫大な金を貸し、返せないような状況を作り、担保として港を乗っ取ったという事実もある。スリランカがまんまとその手口に引っかかった。またインド洋ではあちこちに軍事基地の建設も企んでいるようではないか。国連の常任理事国でもある支那が軍事力を背景に覇権主義を進め、小国に対し侵略行為を行っている。一方台湾問題では中国はひとつというが、台湾は独立国家であるし我が国の友である。その友である台湾に対して軍事力を持って侵攻のタイミングをうかがっているのは紛れもない事実だ。支那に告ぐ。ただちに我が国の領土である尖閣諸島から去るのだ。南シナ海東シナ海への海洋進出を即刻中止し、覇権主義をやめるのだ。南モンゴルチベットウイグル新疆への弾圧、虐殺をやめ人民を解放せよ。一国二制度の履行と国家安全維持法を直ちに廃止し、香港の民主化を求める。友である台湾への侵攻を断念せよ。傲慢国家支那がおとなしくなればアジアは間違いなく平和となるだろう。

日中国交断絶     

習近平国家主席国賓来日断固反対

中華人民共和国 習近平国家主席へ  

令和四年九月二十九日  

天吼社 梶浦直樹