行雲流水の如く

 梶浦直樹の日々雑感

刀談義に参加してきた。

十一月八日(曇)

 

夕方から仲間三名と刀談義に参加してきた。六時に会場一階で街合わせ、部屋に向かう。今日は名刀 近江守高木住助直を見せてもらう。手入れがされていて非常に綺麗だった。つねに良い状態で保存をしていると金がかかるようだ。錆びていた刀を磨くと一気に価値があがったそうだ。それにしても日本人の職人の技術というものは世界に類を見ないほどきめ細やかで素晴らしいものだと痛感する。持ってみるとズシンと重い。私などは手が短いので抜く前に相手に切られるだろう。武士は凄い。

八時頃に会は終了。その後は三人で直会をする。中華が食べたくなったので近くのビルにある天壇という店で直会をする。店の若大将がコースの四品までならというのでそれなら単品でと注文すると大変な量になった。大将がこんなの見たことがありませんと笑って言っていた。確かに注文し過ぎたよ。十時にお開きとなる。