行雲流水の如く

 梶浦直樹の日々雑感

虹と雪のバラード。

十二月一日(雪)

 

今から五十年前の昭和四十七年に札幌で冬季オリンピックが開催された。札幌冬季オリンピックのテーマ曲と言えばトワ・エ・モアの「虹と雪のバラード」だ。その詞の中で「町ができる美しい町が」「生まれかわるサッポロの地に」という詞がある。

 

札幌はこのオリンピックを境に一変した。道路整備や地下鉄ができ、それまで走っていたバスや電車が次々と廃線となった。市民も上へ上へと生活水準を上げようと活気に満ちていた。「虹と雪のバラード」を聞くとその時の光景がはっきりと浮かぶ。しかし昨日からの降り続く雪を見て「虹と雪のバラード?」とんでもねえ、もう雪はもういらんと嘆く。

 

午前中は髪が伸びたので散髪屋に行く。午後からは来訪者もなく一月の申込書を一気に作成した。明日発送し、あとは電話連絡。あと数件で終了。できれば二十日くらいまでには仕事を終わらせたい。四時過ぎに帰宅し、小雪交じりの中防寒着を着込み、ダッフィーの散歩をする。これからが大変だ。夜はFIFAワールドカップカタール2022アルゼンチン対ポーランド戦、フランス対チュニジア戦、WOWOWドラマ「FBI:インターナショナル」を見る。ワールドカップ日本対スペインの試合は三時からだが起きていられない。