行雲流水の如く

 梶浦直樹の日々雑感

春うらら。

三月五日(晴)

今日の札幌の気温は九.九度。もう海開きをしてもよい気温です。年甲斐もなく浮かれてしまう。道はというと雪が一気に溶けだし、水溜りが出来ている。このまま気温の上昇で屋根の雪が落ちて倒壊した家屋もある。雪溶けが良いのか悪いのか。私の知人のビニールハウスも今年の豪雪で崩れたらしい。建てるのも大変なのに直すのはもっと大変だろう。

今日は、朝姪っ子を駅まで送り、午後はお袋を病院に迎えに行った以外は事務所でまたUSBにジャズの音源を入れていた。音源を入れたUSBは、車のオーディオに差して聴く。今入れているのはハードバップです。クリフォード・ブラウンマイルス・デイヴィスアート・ブレイキーホレス・シルバーフレディ・ハバードドナルド・バードリー・モーガンハロルド・ランドソニー・ロリンズハンク・モブレーキャノンボール・アダレイブルー・ミッチェル等、名前を挙げると切りがない。

夕食、風呂を済ませて女子ゴルフトーナメント初戦、ダイキンオーキッドレディス二日目、武田鉄矢昭和は輝いていた「世界に愛された昭和歌謡」を見る。昭和歌謡と言えば「ブルーライトヨコハマ」がすぐに浮かぶ。まだ五、六歳だった私はヨコハマが外国だと思っていた。いしだあゆみの「ブルーライトヨコハマ」でヨコハマという文字を知り、矢沢永吉のチャイナタウン」で横浜に憧れ、野村秋介先生を知り、今では二十年以上通う街となったのだから人生は摩訶不思議なものだ。