行雲流水の如く

 梶浦直樹の日々雑感

達磨と鄧麗君。

五月九日(晴)

今日も嫌がらせのような良い天気。これで釣りでも出来れば最高な週末です。ちょうど仕事が入り、昼まで事務所にいた。帰宅し、昼飯を食べてから録画しておいた「テレサ・テン没後二十五年の真実」を見る。今から二十五年前の平成七年五月八日にテレサ・テン(鄧麗君)は四十二歳の若さでこの世を去った。何度か台湾には行ったが、いつか台湾へ行き、テレサ・テンのお墓をお参りしたいと思っている。

テレサ・テンの歌に「身体からこの心取り出してくれるならあなたに見せたいのこの胸の想いを教えて悲しくなるその理由」という歌詞があるが、これは達磨と慧可の 禅問答の「心が不安でたまらないのです。この苦悩を取り去ってください」と慧可は達磨に言う。達磨はそれに対し、「その不安でたまらない心というものを!ここにだしてみろ。安心せしめてやる」と返す。

慧可は「出そうとしても心には形がありません」と達磨に言うが達磨は「それがわかれば安心したはずだ、形が無いものに悩みがあるはずがない」と返す。あれれ、何故テレサから達磨に話がいったのか.ステイホームをしてテレサ・テンの番組を見ていると達磨と慧可の禅問答をふと思い出してしまった。

テレサ・テンを番組を見終わり「明治維新 最後の攻防〜西郷・大久保 革命への賭け〜」を見て夕食。六時過ぎに姪っ子達とダッフィーの散歩をし、風呂に入り映画「三代目襲名」を見て今日のステイホームは終了した。

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