行雲流水の如く

 梶浦直樹の日々雑感

刀義談に参加。

九月十四日(晴)

 

夕方は刀義談の会に参加。S、F氏の両氏とLプラザ一階で待ち合わせてから談義場に向かう。今日は備前長船祐定がテーマだった。会員数名がこの祐定を持参していた。この場に警察が踏み込んだら凶器準備集合罪になるのでしょうか(笑)

 

一名の持ってきた刀は軍刀らしくかなり重い。片手では振り回せないほどの重さだった。昔の日本人というのは華奢だが相当に腕っぷしが強かったのだろう。これを振り回すのだから。F氏が鞘から抜こうとするも長くて難儀していた。私は横で「それならもう相手に切られてますよ」と冗談を言うと「そうですね」と言っていた。

備前国住長船祐定を手に

 

 

八時過ぎに終了し、三人で飯を食いに行く。場所はパセオの地下にある牛タン屋「利休」という店。満席に近いくらいに客が入っていた。味は今三でしょうか。写真と違うし。飯を食い終わり、二人と別れる。が、帰ろうとすると自分がどこにいるのかわからなくなった。来た道もわからない。滅多にこんなところには来ないので迷っていた。まあどこか上に上がればわかるだろうと上に上がり、適当に歩いていたらどこにいるのかやっとわかった。もう田舎の爺さん状態になってしまった。道を歩いていてもヤングマンばかり。おじさんは海に帰りたい。そう思った次第です。

牛タン屋「利休」