行雲流水の如く

 梶浦直樹の日々雑感

珍しい来訪者。

九月三十日(曇)

 

午後事務所に珍しい来訪者。もう四十年くらい前になるだろうか、高校を卒業し、従兄弟が勤めていた繊維卸売り会社に私は勤めることになった。その時の事務をしていた女性と旦那さんが所要の帰りに事務所に顔を出すと電話が入った。一時間ほどして事務所に来る。この女性には随分と助けられた。上司がとんでもない連中ばかりで私は新人で、右も左もわからないまま命じられるままに仕事をする。

わからないままやっているものだから当然失敗も多々ある。それで上司に注意をされるのだけれどそんな時にこの女性が間に入り、私に代わり上司になんでもかんでもやらせるなとよく言ってくれた。女性に言われると上司もなにも言えなくなる。まあこんなことを三年半続けていた。この会社を辞め、保険の仕事を始めると折角だからそっちに入ると言ってくれ、かれこれ四十年の付き合いとなる。当時の思い出話をしていると尽きない。そうこうしていると今度は同業者が来訪。夫婦は帰り、同業者と六時近くまで雑談をしていた。

 

後片付けをして六時過ぎに帰宅。小雨が降っていたのでダッフィーの散歩は中止にした。姪っ子が週初めに投薬治療をし、あまり調子が良くないのだろうか寝てばかりいる。夕食をとりシャワーを浴びてから日本女子オープンゴルフ選手権初日、映画「狼の死刑宣告」、チャック・ベリー ブラウン・アイド・ハンサム・マンを見る。