行雲流水の如く

 梶浦直樹の日々雑感

夢追い鮭。

十月十六日(晴)

 

四時によっこらしょと起き、広い太平洋の海に仕掛けを投入。地元のとっつぁん達も集結する。長老もいつの間にか来ていた。私の横には長老達の別荘が並ぶ。

f:id:kn3826:20211016134933j:plain

f:id:kn3826:20211016140505j:plain

どうですか、この別荘。そして杭を立てての場所取り。

先日道警から撤収命令を受けても相変わらずそのままである。こんな別荘があちこちに点在している。すべて海岸法違反です。六時過ぎ、いい時間だ。期待を膨らませるが見渡しても誰も走ってはいない。あ、鮭が掛かると大体の人が走ります。放っておくと鮭が左右に走り糸が絡んでぐちゃぐちゃになる。だからどこかで鮭が掛かればわかる。そして奴が来た。あちこちに奴が来た。グーフーです。あちこちで無銭飲食を繰り返しているグーフーです。そのうち地元勢は一斉に退散した。

f:id:kn3826:20211016141129j:plain

ここは良い場所なのに魚が居なければ良い場所とは言えない。良い場所というのは魚のいるところである。今日のこの場所は良くない場所だった。グーフーの猛攻にあい、心も折れて九時に退却。

f:id:kn3826:20211016141204j:plain

さて私はどこにいるでしょうか。釣れないとこうなる見本。

昼前には我が家に到着。片付けをして食いそびれたサンドイッチを食べてシャワーを浴び、富士通レディス二日目をみて夕方重い体を起こしてダッフィーを連れて散歩をする。寝る前に映画「ハード・キル」を見る。