行雲流水の如く

 梶浦直樹の日々雑感

石狩は今日も雨だった。

五月二日(曇)

何もないし、事務所は閉めたまま。今日も籠城を決行。七時に起床し、朝食.顔を洗いUEFAヨーロッパリーグ(ドイツ)フランクフルト対(イングランド)ウェスト・ハム戦を見ていたが、何か落ち着かない。そうだ釣りだ、釣りのせいだ。気がついたら支度をしていた。さて行くぞ、と思ってたら急に雨。

一旦は諦めたが雨が止み、再び釣りの虫が騒ぐ。こうなったら降ったら降っただ。急いで石狩湾新港に向かう。なんとか空は青い。準備をしていると雨が降ってきた。そして風が強い。仕掛けを投入し、あとはアタリを待つだけ。その間、雨と強風。そうこうしていると契約者から事故の報告。風で声が聞きづらいので車に戻る。電話を切って取引先に事故の報告をする。そして釣り座に戻る。強風でアタリどころではない。一時間少々で風向きを考え東埠頭に移動。ここは向かい風だった。ただ車の中で見れるので良い。釣り人も多い。四時半まで粘るが結局ボウズ。

帰る途中、安春川を通るとダルメシアンが歩いていたので珍しいなと思っていたら妹家族とダッフィーだった。病気の姪っ子も何年ぶりだろうか、一緒に散歩をしていた。もうダッフィーとの散歩は無理だろうと思っていたので歩いている姿を見れて嬉しかった。ダッフィーも喜んだいるだろう。そしてダッフィー九年目の桜。

夕食のしゃぶしゃぶを食べてから映画「ロックンローラ」、「ジェントルマン」、「ドント・ブリーズ2」、WOWOWドラマ「CSI: ベガス」を見る。

知床観光船沈没事故でネットを見ていると国の責任を問う声もある。私に言わせればあの会社、あの社長の責任に他ならない。釣りをしていて海に転落したり波にのまれ死んだらそれは自己責任で、それを国のせいにするようなもの。素人でもわかる。船長もそうだがあの社長はど素人で目先の金欲しさに出航させただけだ。国の責任を問う前にあの状況で船を出させた社長が悪い。釣り人でたまにいるが風の強い日、波の高い時に行く馬鹿はそういない。サーファーはわからないが。