行雲流水の如く

 梶浦直樹の日々雑感

ヘトヘトの三日間を過ごす。

九月二十七日、八日(晴)

 

 

 

故障した車をレッカー車で運んでもらい、八時過ぎに一旦帰宅した。車屋から昼に白老から車が到着したと連絡が入る。車屋に行き、代車を借り、荷物を積み替えてそのまま再び白老に向かった。五時過ぎに到着し、釣りを始める。珍しく夕方に隣の隣が一本あげた。夕方に釣れるのはなかなか珍しい。やる気が出たがその後はまわりもさっぱり。こうなると朝勝負で寝るしかない。寝ると言っても六時過ぎ。寝れるものではない。車中でグダグダ朝を待つ。軽自動車の中、二人で寝るのは無理がある。色々な体勢でチャレンジしてみたが、やはり寝れない。そのうち身体が痛くなってきた。こうなると寝ずに朝を待つしかない。寝たのかななかったのかよくわからずなんとか三時が過ぎた。準備して日の入りを待つ。 四時過ぎ少し赤みがさしてきたので釣りを開始する。流石に外は寒い&眠い。五時が過ぎ、早々に隣の隣が一本釣る。よし、と思った。しかし待てど暮らせどアタリもない、周りを見渡してもうんともすんともない。日も登り、三時間が勝負。鮭が掛かると皆んな竿まで走るのだが、周りの誰もその走りが見られない。昨日の朝、群れが入ってあちこち走り周っていたのに今朝は誰も走らない。これが回遊魚なのだ。群れが無ければ釣れない。昨日の群れば何処へ行ったのだろう。

 

 

 

それにしても昨日の車の故障が痛い。周りで釣っている姿を黙ってみているだけだった。これは拷問に等しい。これが釣れる場所で故障したのならばレッカーが来るまで釣りができた。運が無かったのだと諦めるしかない。 ただ時間だけが過ぎる。多少の群れがあれば時間に関係なく釣れる。今日はダメだなあ。周りを見ると皆ダラーっとしている。また撤収する釣り人もいる。昼になり、諦めて撤収することにした。札幌に戻り、腹が減ったので丸亀製麺に寄り、カレーうどんをたべて二時過ぎに帰宅した。この二日間、ほとんど寝ずにいた。帰宅し、意識が朦朧としてきたので少し横になる。夕方、ダッフィーの散歩をする。顔を見ると連れて行けという顔をしていたのでこの顔を見ると疲れていても散歩をしてしまう。悪い体勢で二日間過ごしたので何故か身体のあちこちが痛い。散歩から戻りまた横になる。とんでもない三日間だった。幻の魚マツカワを釣った祟りなのだろうか。 f:id:kn3826:20190929103950j:plainf:id:kn3826:20190929103939j:plainf:id:kn3826:20190929103927j:plain

釣りはロマンです。

九月二十七日(晴)

 

 

 

昨夜、高速に乗ると、急に車のスピードが落ち出した。このままでは止まりかねないので高速を降り、スタンドを探す。マフラーの不調との事で高速は無理と言われ、国道を通って行くことにした。苫小牧に入り、腹が減ってのでラーメンを食う。車のエンジンを掛けると掛からない。なんとかエンジンが掛かり、白老へ向かう。二時過ぎに到着し、前回の場所に向かうと竿が乱立していて入るスペースが無い。仕方ないので戻ろうとしたら車が動かなくなった。エンジンとマフラーから煙が出ていた。どうする事もてわかず、保険のロードサービスに電話を入れる。到着は五時半にくらいとの事でただ待つしかない。 レッカーを待っていると、ランクルに乗ったおじさんが来てどうしたのかと聞いてきた。

 

 

理由を説明すると、俺が引っ張っていってやると何度もいう。レッカーが来るので大丈夫ですよと言うと帰っていった。味も鮭釣りに来て場所を探していたらしい。レッカー屋から電話が来て、そこまでいくのはは無理だと言ってきた。そうすると助けようとしたおじさんがレッカー屋に遭遇し、俺が引っ張ってきてやると言ってくれたそうです。そしておじさんが戻ってきた。まず自分の車を移動しないと引っ張れないと言うので周りの釣り人も協力してくれて数人で私の車を道まで押すことになった。おじさんの車とわいやーを繋げ、レッカーが待機してる場所まで引っ張ってもらう。レッカー車までたどりつき、おじさんはそのまま何も言わずに去っていった。何という男気のある格好いいおじさんなのだ。あまりの綺麗な去り具合にお礼を言いそびれてしまった。 妹の旦那が妹に電話をして迎えに来てもらい八時過ぎに釣りもせず帰宅。台車を借り、午後に出直して出陣をする。ああ、群れが入ってきてあちこちで鮭が釣れていたのに。f:id:kn3826:20190927115451j:plainf:id:kn3826:20190927115434j:plainf:id:kn3826:20190927115412j:plainf:id:kn3826:20190927115352j:plainf:id:kn3826:20190927115329j:plain

一魚一会を求めて。

九月二十六日(晴)

今日は、真面目に事務所で仕事。やりだすとあれもこれもと次から次へと作業が出てくる。今日で、来月分の仕事がほぼ完了した。これで心置きなく横浜へ行ける。ちょっと残念なのが、毎年直会の会場となっていた均元楼が閉店となった。楽しみにしていた最強の杏仁豆腐がもう食べられない。それでも社友の方々との再会が楽しみでならない。何も堅苦しい話をするわけでもない、元気なお顔を拝見するだけで嬉しくなる。 四時過ぎに事務所を閉めて帰宅。日課のダッフィーの散歩をする。今日は、四十分以上歩かされた。散歩から戻り、晩飯を食い、シャワーを浴びてからドラマ「クリミナル・マインド 14 FBI行動分析課」、レアル・マドリードオサスナ戦、アトレティコ・マドリードマジョルカ戦を見て、弟が休みを取れたというので十時過ぎ、鮭釣りへ。

バルサが心配だ。

 

九月二十五日(晴)

 

 

午前中は、真面目に仕事。午後からスタッフが来訪するが、諸用で街に出かける。帰りに契約者の自宅に寄り、書類を届けた。五時前に事務所を閉めて帰宅。待ち構えていたダッフィーを連れて散歩に行く。最近は、誰もいない公園で放してやると楽しそうに全力で走り回る。それを見ているだけでこちらも楽しくなってくる。結局、一時間近くも散歩をさせられた。あと何年こうやって一緒に散歩できるのかな。

 

 晩飯を食ってシャワーを浴び、バルセロナビジャレアル戦を見る。今シーズンのバルサはちょっと・・・・・。心配だ。しかし新加入のスペイン人で十六歳のアンス・ファティが何かやってくれそうな気配がする。十六歳でベンチではなくピッチにあがるとは凄い。メッシは確か十九歳でピッチに上がったような。違ったかな?。ロナウジーニュが絶頂の時に、メッシは随分と勉強になったと思う。今度はメッシのプレイをアンス・ファティが見て、どう自分のスタイルにしていくのか楽しみだ。まあ、まだシーズンは始まったばかりなので引き続きバルサを応援しよう。

旭日旗と軍国主義は関係ない。

九月二十四日(曇) 

 

 

韓国が、旭日旗の会場への持参禁止運動を 展開しているようだ。その前に不参加をするという選択肢はないのだろうか。まあ韓国で行われるオリンピックということならば、当然そういった運動が起こっても 仕方がない。しかし日本で開催されるオリンピックで、日本を代表する旗の持ち込み禁止というのは筋が違うのではないか。そうか、あちらの国では筋というものはないのか。どうしても嫌というのなら、やはりそこは不参加表明をすれば良いだけの話である。

 

 

韓国国内でも、旭日旗に似ているデザインに批判が起こっているという。こじつけなんだけどね。というより難癖か。旭日旗といえば朝日新聞の社旗である。どうするのだろうか。朝日新聞の社旗にケチをつけたという話は聞いたことがない。朝日新聞といえば、戦時中は、女性や子供の雑誌にまで戦争を賛美していたし、社員に、軍への寄付として金を集めていたという話も聞く。戦争に負けると手のひらを反して「日本は悪いことをした」か。虫のいい話だ。しかし旗は駄目、メダルは駄目、次は何にケチをつけてくるのか。こうなると変に興味が沸く。

 

 

夜は「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」という映画を見ていたら飽きて途中で消してしまった。

家でごろごろしていました。

九月二十三日(雨)

 

 

台風の影響なのか朝から雨。五時に起きて、家族で墓参りに行く。七時前に家に戻り、また寝る。目が覚めたのは八時前。寝たのか寝てないのかわからない。朝食をとり、レアル・マドリード対セビージャ戦、「ヘル・フロント〜地獄の最前線〜」、「スクワッド303 ナチス撃墜大作戦」を見てから晩飯。外は豪雨。今日の散歩は中止。今夜は鮭の塩焼き。自画自賛といえば良いのでしょうか、やはり自分で釣った魚は美味しい。イクラや鮭の切り身を東京の甥っ子、姪っ子に送る。 風呂に入ってから「Tー34 ナチスが恐れた最強戦車」WOWOWエキサイトマッチを見る。十一時前に寝たら十二時前に目が覚めてしまった。

幻の魚は美味かった。

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九月二十二日(晴/曇)

 

 

七時半に起きて朝食。顔を洗い釣り道具な片付けやら仕掛けの手直しをする。午後、弟が、昨日釣ったマツカワを魚拓にするといい半紙やら墨を買いに行き、魚拓にする。なかなか難しく、何度も失敗をする。サラシがあればよいのだが、そんなものはない。で、親父のランニングでやってみた。何かしっかりこない。次に私のワイシャツでやってみた。これもしっかりこない。結局失敗した半紙に決めた。そして完成。

 

 

そのままマツカワを洗い、弟がさばく。このクラスならば、料理屋に行くと結構いい値段になるだろう。食通の同級生も料理屋にあれば食べるが未だマツカワを食べたことがないという。当然、その辺の居酒屋などにはない。それだけ貴重な魚を釣ってしまったということだ。 三十数年前に友人達とまだ釣りをしていた若い頃、別名タカノハというこの魚を釣ってみたいなと話していたことがあった。それが三十数年経ち、意外な形で私は釣ってしまった。釣りは投げなければ何も釣れない。投げ続けていれば思いもよらない魚に出会えるということだ。釣りバカは、次はもっと大きい魚を釣りたいと、投げ続ける。結果としてやめられない。

 

 

 

釣りは年を取っても出来る趣味。いい趣味に出会ったものだなとつくづく思う。 バルセロナグラナダ戦、デサントレディース東海クラシック最終日を見てからダッフィーの散歩。晩飯は、鮭のちゃんちゃん焼きにマツカワの刺身。鮭よりマツカワの刺身の旨さに感激をした。上手く表現できないが、脂がのってモチモチしていて甘みがある。高級魚と言われる理由がわかった。 夜はアトレティコ・マドリード対セルタ戦、映画ブルース・ウィルス主演「デス・ウィッシュ」を見る。