行雲流水の如く

 梶浦直樹の日々雑感

安倍さんは国賊か愛国者か。

十二月十日(曇)

 

午前中に、元契約者が来訪し、車を買ったのでまた保険に加入したいということだった。取りあえず、見積もりを数種類だしてネット保険が安いので金額をしらべて比較した方がよいと伝えた。同じ内容で半分くらいなら多く払う分を別に回せるのでよく考えた方がよいとも伝えた。別にこの仕事で儲けようとは思はない。損得は客が決めること。契約して、あとで他の方が安くてよかったと言われるのも癪である。

 

午後、同級生が来訪。別の同級生が膀胱癌になったという。一回の手術では出来ないので二回手術するらしい。糖尿の合併症から心筋梗塞となり目も悪くし、二年くらい前は心臓のバイパス手術もしている。そして今回は膀胱癌が見つかったらしい。高校時代からの付き合いなので四十年は付き合いをしている。夏くらいに事務所に来た時も心臓の調子が悪いと言っていた。心配だが手術の成功を祈るしかできない。

 

今月、中国の成都日中韓首脳会談がおこなわれるようだ。中国には領土問題がある度重なる尖閣周辺での領空海侵犯や小笠原でのサンゴ礁乱獲や日本の土地爆買い問題等。韓国に対しては、慰安婦、徴用工、竹島、GSOMIAと両国との問題は山積みである。この会談に対して北朝鮮はまたミサイルをぶっ放す可能性もある。本来ならば、この参加国がアジアの平和と安定のために手を携えなければならないのだが如何せん関係は良好ではない。果たして安倍さんはこの首脳会談でなんらかの成果はだせるのか。

 

私が危惧しているのは、安倍総理習近平国家主席に対し、国賓級でお迎えするかどうかである。国賓ともなると間違いなく安倍さんは両陛下に会せるだろう。ウイグルチベットへの侵略、虐殺、弾圧の指導者を両陛下に会せてよいものなのか。これが政治利用とならないのか。小沢一郎民主党政権時代に、六百人の議員を媚中訪問させ、まだ国家主席前の習近平をルールを曲げて上皇陛下に会せた。これも政治利用といえば政治利用である。安倍さんは果たして同じことをやるのか。

 

夜はリチャード・ギア主演ドラマ「マザー・ファーザー・サン 一~三話」を見る。