行雲流水の如く

 梶浦直樹の日々雑感

まだ届きません。

六月四日(晴/雨)

 

そういえば両親にはアベノマスクが届いているのに私のところにはいまだに届かない。あれ、待てよ、一世帯に二枚か。そうか終了。失礼だがニュースを見て笑ってしまった。三百四十人の学生が暮らしている寮に二枚届いたらしい。また四十人の学生寮にも二枚とか社員寮にも二枚届いたそうだ。大学側ではこの二枚に戸惑っていた。さすが政府だ。やることが違う。

 

茂木経済産業大臣がテレビ出演し、十一月にG20サミット後に習近平国家主席国賓で招く意向をあきらかにしたようだ。諦めてはいなかった。コロナ、尖閣諸島の問題を棚上げし、招く必要が果たしてあるのか。尖閣諸島に関しては連日シナ海軍や漁船もどきが領海侵犯を繰り返している。この領海侵犯を繰り返している国のトップを意地でも国賓で招くというのだから呆れてしまう。世界から嘲笑の的になるだろう。政府が笑われるということは国家、国民すべてが笑われるということになる。台湾、香港、ウイグルチベットの問題もある。アジアをリードしなければならない日本がこのようでは世界から愛想をつかされても仕方がない。しかし何故そこまでして国賓で招きたいのかがわからない。

 

アジアを不安定にし、力づくで南東シナ海を我が物顔で歩き、人権、平和を脅かすシナは世界から非難を浴びている。どこの国でも習近平国賓で招こうなんて国はない。それでも招きたいというのだから売国政府と言われても仕方があるまい。私の心配は両陛下である。強盗、虐殺、弾圧を指導するシナ共産党のトップを政府は両陛下に会わせるだろう。何か考えなければ。

 

四時に帰宅し、今日は姪っ子三人を引き連れてダッフィーの散歩となる。そのうち一人は身長が一メートル七十ちかくある。いつも私を見下ろすのだ。東京の大学が休校で札幌に帰ってきている。夜はBSフジLIVEプライムニュース(日米中)問題、映画「カット/オフ」うを見る。

 

そういえば天安門事件から三十一年か。ちょうどその時期に知人が中国に旅行に行っていた。帰ってきてその時の話を聞いたことがある。ホテルの部屋からは出られず、窓から街をみていて悲惨な状況をみたらしい。