行雲流水の如く

 梶浦直樹の日々雑感

訃報はいつも突然。

一月四日(晴)

七時過ぎに起き上がり、朝食をとりシャワーを浴びる。今日から仕事初め。事務所に行き、仕事の段取りだけして帰る。午後からのんびり録画しておいた「ザ・偉人伝 昭和歌謡のヒットメーカー浜圭介、三木たかし 人生を変えた出会い」を見る。良い番組だった。三木たかしさんの妹が黛ジュンさんだといままで知らなかった。やはり昭和歌謡は良いなあ。

午後一でお袋を病院に迎えに行く。夕方は双子の姪っ子たちとダッフィーの散歩をする。散歩道の途中公園の山があり、楽しそうにダッフィーは山を走る。散歩から戻り、夕食を済ませてから風呂に入り、映画「エジソンズ・ゲーム」を見る。エジソンの伝記映画だがよくわからない内容だった。

私はバンド業界のことはよく分からない。しかし盟友の縁で彼女と知り会った。もうどれくらいになるのだろう。会えばなおちゃん、なおちゃんと話しかけてきた。私をなおちゃんと呼ぶのは彼女くらいだ。その彼女の訃報を昨夜知った。二日の六時過ぎに息をひきとったそうだ。

年末にFacebookで元気な顔を見て、元気にしてるんだなあと思っていた矢先である。癌を患っていたのは知っていた。ただFacebookでの顔はやつれていた。彼女の携帯には十数年前に私が歌っていた動画はまだあるのだろうか。最後に会ったのもいつのことか忘れてしまった。確かD−BOPだった。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。