行雲流水の如く

 梶浦直樹の日々雑感

後輩から魔の電話。

四月二十七日(晴)

 

午後二時過ぎに後輩から魔の電話が鳴る。天気良いですね、石狩にしますかと。乗り気ではなかったが行くかとなる。三時頃に現地集合。平日にもかかわらず駐車場が満杯。少し奥に行き、空いている場所に入る。あまり釣れている雰囲気ではない。竿を立ててさて開始するかと思い、餌を見るとなにもないことに気づく。土曜の釣りで少しは余っていると思っていたが意外と餌をつかっていた。仕方がなくホタテの耳を使う。後輩はサンマを買ってきた。途中から後輩のサンマを餌にした。何度か小さい当たりがきた。竿がなんども動き、合わせて見るとまあまあの重さ。巻く途中難関を突破しようとしたがあえなく根掛り。

 

ここは躊躇せず一気に巻かないと百パーセント根掛をする。その躊躇を一瞬した隙にやはり根掛りをしてしまった。横を見ると後輩も根掛りをしている。後輩には一気に巻けよと言っておいた私もだけど。なんどかアタリが来て回収に成功したがホッケばかり。ロウソクホッケなのでリリースした。一度ホッケを釣り、護岸の隙間に落ちて仕掛けも引っ掛かり、魚が取れなくなったがなんとか魚だけは生かして海に返してやりたいと思い、手を伸ばし、仕掛けを切ってホッケだけは救出し、海に返してやった。食わない魚は海に返す。これが釣り人。よく見るのは外道を釣り、そのまま放置する連中がいる。そういう奴は釣りをする資格はない。ゴミも然り。自分のゴミは自分で持って帰る。そうすることによりゴミは減る。そして釣り場を失わずに済む。今、いたる漁港で釣り禁止となってきた。一部のマナー無視の連中のおかげで真面目に釣りを楽しんでいる釣り人が困っている。

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アタリもなく六時半に納竿とする。ここ石狩は当たりハズレが多く、今日はハズレの日だった。前回とは大違い。七時前に帰宅し、ダッフィーの散歩。安春川ではライトを点けて何かの撮影をしていた。夜桜の撮影なのだろうか。夕食後は映画「ハードソルジャー 炎の奪還」、WOWOWドラマ「FBI2:特別捜査班」を見て寝る。