行雲流水の如く

 梶浦直樹の日々雑感

さらば夏よ・・・・か。

八月三十一日(晴)

 

早いなー、八月も終わりか。今年もコロナで年が明けてコロナだ終わる一年なのだろうなー。二度のワクチン接種を終えてこれでいくらか安心だなと思っていたら三回目の話がある。コロナも変異してこれではイタチごっこだ。三回目もあるとなれば四回目もあり得る。コロナが無くなるとは到底思えない。もしや毎年ワクチンを打たなければならなくなるのだろうか。

 

日中こそ暑いが昨日から夜風が寒くなってきた。夜窓を開けていると虫の音が秋を告げているかのように鳴いている。午後、同業者が来訪。六時に帰る。帰宅し、すぐにダッフィーの散歩をする。病気の姪っ子は朝から病院で治療。夕方までかかり、家に戻っても辛そうで寝ていた。その横でダッフィーは添い寝のように姪っ子にくっついていた。シャワーを浴びてからリーガエスパニョーラレアル・マドリードベティス戦、映画「ネクスト・ドリーム ふたりで叶える夢」を見る。

 

散歩中に公園を通ったら少年たちが野球をやっていた。たまたま私の前にボールが飛んできたのでボールをキャッチし、少年に投げたらボールは少年のところはおろか私の真下に落ちた。あれ、少年の頃はリトルリーグでセカンドを守り、名セカンドなんていわれていたのに今じゃ数メートル先にもボールが届かない。少年に投げた時、正直肩が取れそうになった。

 

もう五十年近くなるが北海道では叔父がリトルリーグを立ち上げ、当時はチームが二チームくらいしかなく毎週同じチームと試合をする。グランドは原っぱで試合前に石ころをみんなで取ってから試合をする。その時のスターといえば当時調布リーグに所属していた荒木大輔氏だった。名前は北海道にまで知れ渡っていた。一度、神宮球場だと思うが試合をしたことがある。投げる球は子供ではなかった。偶然にもその荒木大輔氏の早実時代に私の同級生は甲子園で闘った。結果は2-0だったか1-0で負けた。いい試合だった。少年たちが公園で野球をしているのを見てふと当時を思い出した。