行雲流水の如く

 梶浦直樹の日々雑感

ウクライナ侵攻と突然の訃報。

二月二十四日(晴)

 

三時過ぎに、久しぶりに同級生が来訪。同級生と雑談をしていると突然の訃報が届く。長野社友の伊藤明夫さんが二十日に亡くなられたとのこと。享年七十二歳。最後にお話をしたのは昨年の野村先生の群青忌中止のお知らせだった。その時も体調は思わしくはないとは言っていた。癌を患っていた。思う出されるのは平成二十四年の沖縄戦跡慰霊巡拝団でご一緒に参加をしたときである。部屋も同部屋だったこともあり色々とお話をさせていただいた。最後にお会いしたのは三年前の墓前祭である。心よりご冥福をお祈り申し上げます。合掌

 

七時半ころに同級生が帰る。帰宅し、夕食を済ませUEFAチャンピオンズリーグ(イングランド)チェルシー対(フランス)リール戦を見る。

 

とうとうロシアがウクライナに侵攻をした。どう考えても五輪閉幕を待っていたのではないだろうかと思ってしまう。この問題は非常に難しい。ウクライナはルガンスクとドネツクウクライナの一部という認識である。一方、ロシアはドネツクとルガンスクにはロシア系住民が多くいるので一旦独立させ、よくよくはロシア領にでもさせたいのかもしれない。そしてじわじわとウクライナを占領するのか。

 

私のような専門家ではなく素人考えではウクライナ国内での内戦と捉えるのかロシアとウクライナの戦争と捉えるのか。私見を言えば、一方的なロシアのウクライナへの侵攻だと思う。ロシアは約八年前にウクライナからクルミアを奪い勝手に併合した。この火事場泥棒は北方四島にどこか似ている。いくら親ロシア派がいるとはいえ、ウクライナ領の中にロシアが勝手に侵攻し、一方的に攻撃をして奪う。やっていることは旧ソ連時代とまったく同じだ。

 

ロシアの空爆などでの死者がすでに出ているが、国連に攻撃を止める力などないだろう。ここはひとつ国連軍や連合軍を組織し、国内に入り、防衛線を張るというのはどうか。そこに攻撃を加えればまさに世界を敵に回すことにもなる。まあ中国はウイグルチベット南モンゴル、香港、それに台湾併呑を企んでいるので国連軍及び連合軍に加わることはないだろうが。本来ならば日本も前線で他国と連携し、防衛線に回ればよいのだけれどなんせ憲法九条がある。日本はその後ろにいるしかないのが情けない話である。

 

もう一つの問題は、今世界の目はウクライナとロシアに向けられている。この機に目を逸らされた北朝鮮がまたミサイルを連発発射する可能性もある。なにやら世界が混沌としてきた。大きな戦争にならないことを願うしかない。専門家からすれば馬鹿な考えと言われるかもしれないがあくまでも素人考えですからね。

 

あ、そうだ、試験に落ちる自信があったがやはり不合格。