行雲流水の如く

 梶浦直樹の日々雑感

メッシがマラドーナを超えた。

十二月十八日(雪)

 

今日はほとんど部屋で横になっていた。まあ釣りの翌日はいつものこんなものです。朝から録画していたものをい一気に見ました。WOWOWドラマ「ザ・シューター シーズン2」、映画「デッド×リミット 絶体絶命」、「THE BATMAN ザ・バットマン」を見てダッフィーの散歩をする。町内をグルっと一回りして家に戻る。夕飯は先日釣ったカジカの汁。身が厚く歯ごたえがあって美味かった。さすが鍋壊しだ。

THE BATMANザ・バットマン

 

夕飯を終えてウィル・スミス主演「ドリームプラン」、FIFAワールドカップカタール決勝アルゼンチン対フランス戦を寝ずに頑張って見る。

あらすじ

ビーナス、セリーナ・ウィリアムズ姉妹が生まれる前、父のリチャード(ウィル・スミス)は優勝したテニス選手が多額の小切手を手にする姿を見て、子供を最高のテニス選手にすることを思い立つ。自身はテニス未経験だったが独学で指導法を研究し、世界王者を育てる計画書(ドリームプラン)を作る。治安の悪いアメリカ・ロサンゼルス郊外コンプトン市の公営コートで、彼は周囲からの批判やさまざまな困難を乗り越えながら、娘たちを史上最強の選手に育て上げていく。

バッドマンはただ長いだけで今三つ。ドリームプランはオヤジが煩いがなかなかいい映画でした。

 

そしてFIFAワールドカップカタール決勝アルゼンチン対フランス戦は凄い試合だった。メッシがゴールを決めればエムバペが決める。得点王同士の打ち合いだった。今大会の優勝に私はアルゼンチンの名をあげなかった。毎回攻守がちぐはぐでメッシを抑えられるとなかなか攻撃に結びつかず良い結果がでなかった。ところが今大会のアルゼンチン代表は違っていた。攻守がかみ合いメッシまでも下がりデフェンスをするという全体サッカーだった。メッシは国のため、チームのため、チームも国のためメッシのためにプレーするという姿勢が今までのアルゼンチン代表と違っていた。

 

フランスも戦前の予想通りの強いチームだった。フランスは連覇、アルゼンチンは三十六年ぶりの優勝がかかっていた。なによりもメッシがマラドーナを超えるにはワールドカップ優勝しかない。前半後半2-2で決着がつかず延長戦となり後半にメッシがゴールを決めるとPKでエムバペが決める。延長でも決着がつかずPK戦となった。

 

何度寝ようかとも思ったがこの一戦を見届けようと目を開けて踏ん張った。アルゼンチンは四人すべてゴールを決め、フランスは二人がPKを失敗した。アルゼンチン代表は三十六年ぶりに優勝した。メッシが産まれる前年である。メッシはこれが最後のワールドカップ。この決勝はこの先語り継がれるだろうし伝説の試合になる。とにかくメッシがマラドーナを超えたことが嬉しい。マラドーナは神の手と言われたがメッシはまさしく神の子だ。寝たのは三時過ぎです。