行雲流水の如く

 梶浦直樹の日々雑感

今日も一日平穏。

一月八日(晴)

午後、取引先の担当とその上司が来訪。代理店の業務点検というやつで、年に一回、担当代理店を回る。コンプライアンス、個人情報、高齢者の対応、営業方針などの項目があり正しく行なっているか質問をされる。また必要な書類も備えているかチェックをされる。その必要な書類が見当たらなく前日に担当から連絡が入り、何処に何をしまったのか覚えておらず、あちこちを探してやっと見つけた。意外とまとめてしまっているものです。各項目を質問され、いやあ、全て揃っていて素晴らしいですと言われました(笑)

皆さん私と同じく書類をしまって何処にあるのかわからないみたいです。中には担当が来てから探す代理店もいるとか。二、三十分で帰っていった。四時に事務所を閉める。家に帰ると後輩から電話が来て、「昨日四時半ころ事務所に行くともう閉まっていましたよ」と言うので「馬鹿やろう、俺は公務員だから四時には事務所を閉めるんだよ」と言ってやったらゲラゲラ笑っていた。

ダッフィーの散歩をして夕食。風呂に入り映画「ゴールデン・ジョブ」、武田鉄矢昭和は輝いていた、を見る。こんなご時世、昭和が尚更恋しい。まだ四十年代前半は札幌にもヒッピーがいて地下街に座り込んでいてシンナーを吸っていた連中もいた。子供心にその異様な光景が怖かったのを覚えている。五十年代に入ると不良連中が街を闊歩しだし、そのヒッピー達もいつしか消えていった。その当時のファッションはアイビーだった。不良連中はVANのボタンダウンのシャツやスタジアムジャンパー、スイングトップなんかを着こなしていた.冬になると一斉にステンカラーのコートなんかを着ていた。懐かしいなあ、あの頃が。